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ピンク映画体験記

 街で見かける卑猥な映画館。
新宿とか、繁華街にひっそりあるのを見たことありませんか?
そこで上映されているのは、ピンク映画。
AVみたいなポスターと卑猥なタイトルに、誰しも一度は興味を持ったことがあるはず。
でも一人で入るのはなんとなく怖い・・・そんなアレです。



見てきました。



「第21回ピンク大賞」@テアトル新宿

2008年度のピンク映画で賞を受賞した作品をオールナイトで一挙放映!というイベントです。
オールナイトでピンク映画www

業界関係者以外で女の子なんて1割もいませんでした。
映画の合間合間に、同じ列に座ってた人がわたしのことものっすごい見てた。そりゃそうだ。

3本見て思った。

ピンク映画って何??


1本目
2008年作品部門1位
その名も
「超いんらん やればやるほどいい気持ち」




すげー名前。


しかし、別に超いんらんな人なんて出てきませんでした。
そもそも主人公、男だし。

映画を愛した監督の一生。
死ぬ前に思い出すのは、昔付き合った女たち。(っつっても3人)

みたいな、普通のお話なんです。
カラミはあるけど、AVとはちょっと違う感じ。結構淡々と、一般人のセックスシーンを見ている気分です。興奮するかと言われると微妙です(男の人はどうなのかまでは不明)


なんか、映画監督ってこういう最期を夢見るものなのかな?と思った。

だいたい引用のせりふが
「俺のアンナ・カリーナになってくれ!」(←告白シーン)
「たとえ映画が苦しくて、残酷で、死を含むようになっても、ルノワールに連なる楽観主義的な映画を私は信じる。」
とか、どんだけ演劇青年www
例えが崇高すぎるwww



2本目
「中川准教授の淫びな日々」

大学教授の前に現れたのは、昔自分が遊んで捨てた女との子供だった!
美しい彼女は、大学教授の過程を壊すため彼の家庭に入り込む・・・

という感じなのですが、
これも別に、教授がセックスしまくってる話じゃないです。
この女がじわじわと家庭を壊していくのが怖い。父親の前で実の娘をレイプさせて笑顔でビデオ撮ってたりとか。
でも全体的にはコミカルだし、背徳感とか概念的には賛同できるけど映像として興奮するようなものか?と言われるとまたしても微妙。

作品としては起承転結もはっきりしてて、最後にはみんなが不幸になり教授が壊れちゃうところとか結構好きです。




3本目
「不純な制服 悶えた太もも」



卒業式の日、ヤクザから強盗を働いた女子高生、寛子。幼馴染の華丸と共に、奪った金を持って日本海のとある寂れた町へ・・・。
そこには華丸が兄貴と慕う慎一の恋人・洋美が一人静かに暮らしていた。
ゆったりとした時間を過ごす3人だったが、そこには追っ手が忍び寄っていた・・・。

けど話のメインは純愛。
女子高生、悶えてねーし!!!!!!!!!!!!
援助交際のシーンとか、やりながら煙草吸ってるしw
ソフトオンデマンドの「やる気がないセックス」シリーズみたいでウケたwww

実際は、「幼馴染から男と見られたい。そのためには、言葉じゃなく覚悟を示すんだ!」みたいな話です。
セックスシーンなんて、全体の1割あるかないかじゃないのか?
タイトルも、このポスターも、嘘つきがーー!!!

ストーリーに関しては、純愛映画すぎてあまり好きではありませんでした。






ピンク映画って、映画監督の登竜門的な感じらしく。

おくりびとの滝田監督も、Shall We Danceの周防監督も、みんな昔はピンク映画の監督をしていたんです。
おもしろいのは、絡みさえあればあとは何をしても自由、という制限。
1作あたりの制作費が約300万円、撮影日数は3日くらいが平均のようです。

そこにクリエイティビティがあるかなーと思って見に行ったのですが、
映画好きのための映画色が強いように感じてしまいました。

でも実験的だったり、青臭かったり、なんかそれはそれで昭和っぽくてよかった。
「超いんらん〜」がピンク大賞を取るあたり、
エロさというよりは作品としてのおもしろさが重要視されているんだなーと感じました。



みんなも勇気を持って見てみるといいよ☆
あの独特な、昭和なアングラ感は興味深いよー。
もっとこう、ムラムラとした欲求不満の空気に満ち溢れる空間を想像してたんだけど
実際は結構さばさばとしていたのが印象的でした。



そして佐藤は、携帯をなくしてしまったよ☆
偉そうにピンク映画語ってる場合じゃないよ☆


レッドクリフ

髪の毛を切った。
2年ぶりくらいに、ショートにしました。

床に散らばる大量の髪を見てしみじみ思った。2年かー。2年前のわたしは就職活動してました。今の自分を見たらきっとびっくりするんだろうとおもう、なぜなら当時思い描いた未来なんてなにひとつ歩んでいないから。結局未来なんて、その瞬間に思い描く願望でしかないんだなーとおもいました。


だから人は過去が好きなのかもしれません。確実にそこにあったもの。そこに思いを馳せるほうがまだ、自己肯定しやすいから。そこにあるのは、事実をどの角度で受け止めるかだけだから。


そんな過去の映画が今大ヒット中です。


【レッドクリフ】


三国志演義前半部のクライマックスシーンである、「赤壁の戦い」を映画化した作品。
2008年洋画初の3週連続1位(11月27日現在)。
観客動員数は250万人を突破したそうです。


で、見てきました。


わたしは三国志の内容を詳細には覚えていなかったのですが、

そして好きなキャラは誰?と聞かれても主要キャラの名前しか出せないような残念な女の子なのですが、

そんな程度のわたしでさえ「つまらない」と思ってしまったので、三国志ファンが楽しめるシナリオかどうかは甚だ疑問です。

でも、圧倒的に壮大な世界観には激しく興奮。

戦闘シーンはただただ圧巻。映画館で血沸き肉踊る感覚に思わず手に汗を握ります。



まず、赤壁にたどり着くまでのストーリー展開があまりにもただのダイジェスト。全然入り込めないし、「え、このシーンもっと重要なんじゃないの?!」みたいなのがたくさんある。

そもそも、孔明と周喩がどうして同盟関係を結んだのかっていうところが曖昧!!


ダイジェストになってしまうと一体何が問題かというと、
三国志の重要なファクターである
『個性的で魅力的で、それぞれがストーリーを持つ登場人物たち』
というところが大幅に欠けてしまうのです。


許せなかったのが劉備の描き方!!
孔明やら趙雲やら関羽やら、魅力的な武将達が命をかけて慕っている、劉備。
でも映画ではただわらじを編んでいるだけの人のいいおじいちゃん…ヽ(`Д´)ノ
そういう側面ばっかりピックアップしなくてもヽ(`Д´)ノ


あとは周喩の複雑な感情も描いて欲しかったかも。
同じ策士としての孔明への嫉妬や尊敬、ライバル心・・・みたいなところも全カットで、
突然孔明に従うみたいな展開はちょっと物足りない感じがしてしまいました。


でもやっぱり、戦闘シーンはかっこいい!!!
大量の矢が降ってくるシーンや、張飛の戦闘シーンなどの迫力は凄まじいものがありました。登場してくる人や馬の数が半端ない!!


ので、単純に三国志の映像が見たい人にはおもしろい映画だと思います。
わたしはカメラワークとか色使いがいまいち好きではありませんでしたがw



ところで、現在三国志フェアが行われています。

対象書店にて三国志の書籍を買った人に、抽選でこれがあたります。

キューピー曹操バージョン(曹ピー)


ちょw

曹ピーwwwww

会場から思わず起こる苦笑い・・・



キャンペーンなかなかたくさん行っているみたいです。

http://redcliff.jp/campaign/index.html


とりあえず三国志をもう一度読み直しているわたしです。


落下の王国

 久しぶりに、あまりに壮麗な映像美の前におもわず涙が出た。
映画を見ているというよりは、完成度の高い写真集を見ている感覚。
もう、背徳的なほどに美しい。



<落下の王国>
「ザ・セル」で鮮烈なビジュアル世界を作り上げたターセム監督最新作。

自暴自棄の青年が、純真無垢な少女を利用して自殺すべく、少女に思いつきで紡ぐ御伽噺。
それは、6人の勇者が悪に立ち向かう、
愛と復讐の叙事詩。

大人が作り出した、現実と絶望に満ちたその叙事詩を
少女の純粋な想像力が変換すると、世界はあやうさに満ちる。
ふたりの想像力、現実、叙事詩、が交錯して溶けてゆく。

CGをいっさい使わずに、4年間かけて世界中をまわり撮影したという映像は、どのシーンを切り取ってもため息が出る。壮大な景色を壮大なまま画面に映しこむことにおいてターセムは天才だと思った。果てのない砂漠に勇者と一緒に立っているような、絶望の迷宮にお姫様と迷い込んでいるような、象と一緒に美しい海を泳いでいるような、現実なのに悪夢を彷徨っている浮遊感。どのシーンを切り取ったとしても完膚なきまでに美しい。

そして、衣装。

個人的にはダーウィンの毛皮の服が好きでした。繊細な偏屈な美意識の塊、っていう内面が服を見るだけで全部分かる。全部!あとお姫様の服。一目見た瞬間に空気がぶわあ、と変わって、心に刺さる。あれはすごい体験です。さすが石岡瑛子としかいいようがない。でも、ここまで世界観を確立している服を乱立させて世界を壊さないターセムもやっぱり天才。はあ、贅沢すぎる。


でもストーリーの完成度は映像ほどには高くないかも。
「落下」っていうキーワードの使い方があまりにも安易だし。死や不幸、に絡むシーンは必ず落下。最後は落下してから立ち上がる。うーん。
少女が考える物語だからハッピーエンドでも仕方ないのかな。唐突だけど。

だから単純に、物語を思いつきで作り上げている感覚とそれが自分の妄想をも越える圧倒的な映像になっていることを楽しみながら見るといいような、そんな映画です。



一番奥にいるのがダーウィン。服がサイケですねー。てかこの景色が半端ない




スーフィズムの舞。意識が消えかかるときに見た映像なので頭がおかしい感じに仕上がっている。好き


この、階段から怒れる男達が出現するシーンは背筋が凍るほどぞくっとします。
体の中から邪悪な感情が一挙に噴出する感覚に近い


崖の上のポニョ

 なんかもう右を見ても左を見てもポニョだらけだし
まわりの人もほぼ見てるし
しかもリアクションみんな同じだし。

ポニョ見たよー!!」

「えーどうだった??」

「うん・・・・・・。」



みたいな。
何それ。
ということで見てきました。

うん・・・・・。



ポニョは海の船でお父さんと妹たちと暮らしていたのですが、
ある日逃げ出して地上へ行く。
そこでそうすけ(5歳)と出会い、そうすけと暮らすために人間になろうとする。
でもそのポニョの魔法のせいで世界は終わりを迎えてしまう危機にさらされる。
それを救えるのはそうすけだけだが・・・
みたいな話。
ちょっと人魚姫みたい。

ポニョが魚のときはかわいくてかわいくてなんかもうニヤニヤしてたんだけど、
途中から話がわからなくなった。
謎がたくさんあるのに、説明がいっさい出てこない。
命の水って何!?
なんで月がこんなに大きいの!?
津波で結局どうなったの!?
なんで父は人間なの!?
・・・。

たぶん、
ポニョがそうすけを好きになって、
人間になりたくて魔法を使ったんだけど
その力が強すぎて(命の水のせい?)
世界を終わらせるほどの力になってしまい、
それを止めるにはポニョが寝たときに父が連れて帰るか
ポニョを魔法を使えなくする(=人間にする)かどちらかしかなくて
人間にするための魔法を使うにはそうすけが身元引受人にならないとダメで、、
てことなのかなーとおもう。

謎が多すぎてぜんぜんハッピーエンドじゃない。
しかも全体を通して「死」のイメージ多すぎ。
不吉な空気を全て飲み込んで明るくしている雰囲気が、
「本当は深いテーマがあるんだよ〜ちゃんと見ないと分からないかもしれないけどね」
という傲慢さを随所に感じる。
そして始まる、深読みした人達の知ったかぶり&見下し議論。
最近そういうのジブリは多い。

まあでも映像はきれいだし、
酔っ払って見るぶんには平和な気持ちになれると思います。



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