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落下の王国

 久しぶりに、あまりに壮麗な映像美の前におもわず涙が出た。
映画を見ているというよりは、完成度の高い写真集を見ている感覚。
もう、背徳的なほどに美しい。



<落下の王国>
「ザ・セル」で鮮烈なビジュアル世界を作り上げたターセム監督最新作。

自暴自棄の青年が、純真無垢な少女を利用して自殺すべく、少女に思いつきで紡ぐ御伽噺。
それは、6人の勇者が悪に立ち向かう、
愛と復讐の叙事詩。

大人が作り出した、現実と絶望に満ちたその叙事詩を
少女の純粋な想像力が変換すると、世界はあやうさに満ちる。
ふたりの想像力、現実、叙事詩、が交錯して溶けてゆく。

CGをいっさい使わずに、4年間かけて世界中をまわり撮影したという映像は、どのシーンを切り取ってもため息が出る。壮大な景色を壮大なまま画面に映しこむことにおいてターセムは天才だと思った。果てのない砂漠に勇者と一緒に立っているような、絶望の迷宮にお姫様と迷い込んでいるような、象と一緒に美しい海を泳いでいるような、現実なのに悪夢を彷徨っている浮遊感。どのシーンを切り取ったとしても完膚なきまでに美しい。

そして、衣装。

個人的にはダーウィンの毛皮の服が好きでした。繊細な偏屈な美意識の塊、っていう内面が服を見るだけで全部分かる。全部!あとお姫様の服。一目見た瞬間に空気がぶわあ、と変わって、心に刺さる。あれはすごい体験です。さすが石岡瑛子としかいいようがない。でも、ここまで世界観を確立している服を乱立させて世界を壊さないターセムもやっぱり天才。はあ、贅沢すぎる。


でもストーリーの完成度は映像ほどには高くないかも。
「落下」っていうキーワードの使い方があまりにも安易だし。死や不幸、に絡むシーンは必ず落下。最後は落下してから立ち上がる。うーん。
少女が考える物語だからハッピーエンドでも仕方ないのかな。唐突だけど。

だから単純に、物語を思いつきで作り上げている感覚とそれが自分の妄想をも越える圧倒的な映像になっていることを楽しみながら見るといいような、そんな映画です。



一番奥にいるのがダーウィン。服がサイケですねー。てかこの景色が半端ない




スーフィズムの舞。意識が消えかかるときに見た映像なので頭がおかしい感じに仕上がっている。好き


この、階段から怒れる男達が出現するシーンは背筋が凍るほどぞくっとします。
体の中から邪悪な感情が一挙に噴出する感覚に近い


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comment

もう何週も前に見たぜ。
はまったぜ。
雑誌読みまくったぜ。

今年ナンバーワン!

  • tomoya
  • 2008/10/03 7:24 AM

>tomoya
あーともや絶対好きそうだとおもった!!
すっごい綺麗だよねー。
てゆーかダーウィンぽいよねーともや
やーあの人好きだったほんとに

  • ひーたん
  • 2008/10/06 9:12 PM









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